
NPO法人

飯島桐箪笥製作所

島田任三郎商店

七夜 大凧焼き

飯島桐箪笥製作所
お知らせ
代表あいさつ
技術を継承し、魅力を発信する。
春日部市は都心から35km圏の位置にあり、江戸時代には日光街道第4の宿場町として賑わっていました。
全国的にも知られている伝統工芸品の春日部桐たんすの歴史を見ていくと、1624年(寛永1年)から1644年(正保1年)にかけて日光東照宮の造営に携わった職人達が、江戸への帰路の途中に春日部にとどまり、定住し、指物づくりを始めたことが起源と言われています。
特徴としては、桐の美しい木目を活かした温かみのあるデザイン、東照大権現・徳川家康による武士への教え「質実剛健」にのっとり華美にならないこと、耐久性のある造りなどです。
春日部市を代表する伝統的工芸品には、桐たんすのほかに押絵羽子板、麦わら帽子、桐小箱などがあり、そのどれもが全国のお客様に支持されている人気の逸品です。
これらの工芸品の確かな技術を継承しつつ、観光や食などを含めた地域の魅力を発信し活性化につなげることが、こうした産業に関わる私たちの大きな使命であると考えて本振興会を設立しました。

2021年2月5日 代表理事 飯島 勤
後世に残したい
春日部の伝統産業
Traditional Industries of Kasukabe


春日部桐たんす
江戸時代初期、日光東照宮造営に全国から集められた工匠たちが、日光街道の宿場町である春日部に住みつき、周辺で採れるキリの木を材料とした指物や小物を作り始めたのが始まりであると伝えられています。春日部桐たんすは防湿性や難燃性に優れ、軽量であり、木目の美しきから日本人の生活に欠かせない収納家具です。

春日部押絵羽子板
戦前から戦後にかけて、浅草周辺の押絵師たちが戦禍から逃れて、良質の桐材の産地であった春日部の地に移り住んだことに始まります。春日部押絵羽子板は、歌舞伎の演目などに題材をとった「伝統物」や漫画の主人公などに題材をとった「変わり羽子板」など、縁起物、飾り物として人気を博しています。

大凧焼き
創業は2010年、広島風お好み焼きをベースとした店ですが、春日部の伝統文化「大凧揚げ」に因んだお好み焼き「大凧焼き」を考案し、春日部市庄和大凧保存会から唯一認定を受けた店です。春日部のB級グルメで、大凧にちなんで、タコ入り・大凧文字入り・大凧の形に長方形に職人技で作りあげた七夜名物。中は ふんわりトロトロで新食感です。